日本臨床衛生検査技師会が学術誌「医学検査」の紙媒体の発刊を年内で終了する。2025年10月号が最終号となり、次号の2026年1月号からはデジタルブックとしてホームページに掲載される。 　7万人を超えた会員一人一人に郵送されている「医学検査」だが、増え続ける発行経費が大きな課...

マイナンバーカードを健康保険証として登録して実際に使用している人はどのくらいいるだろうか。ましてや、それを普段から持ち歩いている人はどれほどだろうか。 　デジタル庁のデータによると、人口の77％がマイナンバーカードを保有し、そのうち84％が健康保険証として利用登録している。...

10年ほど前、くしゃみと鼻水の症状があり医療機関を受診したところ、アレルギーの検査をすることになった。採血をされ1週間後、検査結果を聞きに行くと、医師がパソコン画面を前に首をかしげている。スギ、ヒノキ、ブタクサ、ハウスダストなどアレルギーを引き起こす主な原因物質について調べ...

2025年となって早くも節分を過ぎた。時の流れるスピードは年を取るにつれ高まっていくのを強く感じる。 　厚生労働省の医療技術評価分科会が先ごろ開かれ、2026年の診療報酬改定に向けた準備を始めた。昨年6月に改定が行われたばかりでもうそんな時期かと思うが、実際に学会などからの...

臨床検査技師の養成教育カリキュラムの次期改正に向けた動きが進んでいる。現行カリキュラムの見直し検討時期となる2026年を控え、日本臨床衛生検査技師会のワーキンググループが臨地実習に関する見直し案をまとめた。学生を受け入れる検査室への影響もあり、提言に対する意見を現在、広く募...