top of page

「医学検査」紙媒体を年内廃止 2026年1月号からデジタルブックに


 日本臨床衛生検査技師会は1月25日の理事会で、学術論文誌「医学検査」と「JAMTマガジン」について、年内で紙媒体を廃止し、2026年からデジタルブックに一本化する方針を確認した。

 医学検査(1・4・7・10月発行)は現在、科学技術振興機構(JST)の電子ジャーナルプラットフォーム「J-STAGE」にデジタルブックで掲載されているため、紙媒体を廃止し紙代や印刷等の発行経費の削減を図る。2025年10月号で紙媒体での発行を終え、2026年1月号からデジタルブックのみに発行形態を切り替える。医学検査のデジタルブックはJ-STAGEと日臨技ホームページ(HP)に掲載する。JAMTマガジンのデジタルブックも日臨技HPに掲載する。

●年間9000万円を圧縮

 紙媒体の廃止で2025年度は約2000万円、26年度以降は年間約9000万円の費用削減を見込む。同日の理事会で、デジタルブックへの完全移行を織り込んだ2025年度予算案編成方針が確認され、3月開催の理事会で議題として承認される見通しだ。

 予算編成方針では、日臨技の各ワーキンググループ(WG)等の会議開催に伴う経費削減を図る考えも盛り込んだ。各会議を現地開催から可能な限りウェブ開催に変更し、旅費交通費や会場費、諸謝金を抑える。
2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

その他の最新記事

MTJメールニュース

​株式会社じほう

bottom of page