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「医療者が眼科受診を勧奨」検査率高く 糖尿病対象の研究成果


 筑波大学と東京大学、国立国際医療研究センターは1月31日、医療者から眼科の受診勧奨をされた糖尿病患者は糖尿病網膜症の検査を受ける率が高いとする研究結果を発表した。

 筑波大学の杉山雄大教授らの研究チームは、茨城県つくば市が国民健康保険加入者を対象に2022年度に行ったアンケート調査の結果にレセプト・健診データを突合し、横断解析した。研究対象者は1000人で、調査票の回答者は456人(有効回答率45.6%)。

 糖尿病の自覚がある回答者290人について解析したところ、眼底検査の実施率は、医療者から眼科の受診勧奨を受けたと認識している群が72.9%となり、認識していない群の30.1%の2倍以上だった。

 この研究成果は、医学雑誌「Diabetes, Obesity and Metabolism」に1月31日付で掲載された。

2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

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