top of page

【新発売】ベンチトップ型NGSの新シリーズ イルミナ「MiSeq i100・MiSeq i100 Plusシステム」

  • mitsui04
  • 2024年12月23日
  • 読了時間: 1分
 イルミナはこのほど、ベンチトップ型のNGS(次世代シーケンサー)「MiSeq i100」シリーズ(研究用)を発売すると発表した。国内で600台が稼働する「MiSeqシステム」の12年ぶりの後継品となる。出力を従来の4倍に高め、最短4時間で結果を提供する。また、試薬セットは常温で保管でき、冷蔵や解凍を不要にした。当日中の迅速な結果報告が求められる検査ニーズなどに対応する。

 最大出力が15Gb・2500万リードの「MiSeq i100システム」と、最大30Gb・1億リードの「MiSeq i100 Plusシステム」の2つの製品ラインアップ。上位機種のPlusシステムは昨年12月に出荷を開始した。i100システムは2025年半ばに発売する予定。

 常温保存できる試薬や消耗品を採用し、測定のワークフローをシンプルにしたのが特徴。測定に用いるカートリッジは一体型で、装置内にセットし画面で設定するなどの3つのステップで測定できる。

 ランタイムは4~15.5時間。従来機種の4~56時間から短縮させた。病原体の全ゲノム解析を4時間でできるという。また、試薬を一新し、リード長の長い領域でも高い精度を確保した。

 装置のサイズは、幅40.2cm・奥行き44.8cm・高さ65cm。希望小売価格(税抜き)はPlusシステムが1923万2000円。

MiSeq i100・MiSeq i100 Plusシステム
MiSeq i100・MiSeq i100 Plusシステム

最新記事

すべて表示
多項目アレルギー検査で感作状態を分類 理化研、進行・症状予測への活用期待

理化学研究所は4月9日、日本ケミファの「ドロップスクリーン 特異的IgE抗体測定キット ST-1」による多項目検査が、従来の単項目測定法と同様な感度・精度を持つとともに、アレルゲンの種類や患者の感作状態を分類できることが分かったと発表した。今後、感作状態をパターン分類するこ...

 
 
2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

その他の最新記事

MTJメールニュース

​株式会社じほう

bottom of page