カーブジェンは1月10日、神戸大学、国立国際医療研究センターと共同研究してきた医療機器の自動グラム染色装置 「PoCGS-Pro」(ポッグス・プロ)を発売した。昨年9月に非医療機器で発売しているが、1月1日付で医療機器(特定保守管理医療機器)となり新たな名称で販売を開始した。迅速なグラム染色が求められている救急外来や集中治療室、市中クリニックなどでの活用を提案していく。
スライドガラスに検体を塗沫して装置内にセットすると、約6分で自動染色する。各試薬等の染色や脱色、水洗時間などを個別に設定できることなどが特徴。作業の時間短縮や標準化が期待でき、同社では、グラム染色検査に基づく適切な抗菌薬選択を通じて薬剤耐性問題の解決の一助になるとしている。
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