シスメックスは3月28日、全自動免疫測定装置HISCLの婦人科・性腺ホルモンの試薬6項目を同日発売したと発表した。婦人科疾患や不妊治療の検査ニーズに新たに対応できるようになった。
発売したのは、▽LH(黄体形成ホルモン)▽FSH(卵胞刺激ホルモン)▽プロラクチン▽エストラジオール▽プロゲステロン▽テストステロン―の各HISCL試薬。いずれも検体は血清・血漿で、測定時間は既存項目と同じ17分。
同社によると6項目の市場規模は年46.5億円(2021年)。免疫検査項目では比較的規模が大きく、6項目の投入により市場浸透を狙う。
6項目の製造販売は2022年2月の資本業務提携に基づきカイノスが行う。
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