【新発売】微生物の増殖をモニタリング カーブジェン「SOLTIMO-M」 カーブジェンは11月20日、神戸大学などと共同開発した微生物感受性分析装置「SOLTIMO-M CB100」(医療機器)を12月から発売すると発表した。ディスク拡散法をベースに、検体が塗布された固形培地に透過光を当てて、微生物が増殖する状態をリアルタイムに観察し、データ解析する。 神戸大学医学部附属病院の大路剛准教授、ジャパンディスプレイ(JDI)との共同開発品。従来法では、固形培地で細菌の発育を確認していたが、判読までに長い時間や手間がかかり、判読の技師間差なども課題だった。 SOLTIMO-Mは、JDIが開発した薄膜トランジスタ(TFT)光センサーと、カーブジェンが開発した判定アルゴリズムを組み合わせ、固形培地上の透過光の強度から細菌の増殖判定、阻止円の判読を自動化した。細菌検査の迅速化と効率化、標準化に貢献できるとしている。 カーブジェンでは、導入を想定する施設として「300床以上の医療機関で、血液培養を実施しており、迅速な薬剤感受性検査を目指す微生物検査室が主なターゲット」としている。資料はこちらSOLTIMO-M
カーブジェンは11月20日、神戸大学などと共同開発した微生物感受性分析装置「SOLTIMO-M CB100」(医療機器)を12月から発売すると発表した。ディスク拡散法をベースに、検体が塗布された固形培地に透過光を当てて、微生物が増殖する状態をリアルタイムに観察し、データ解析する。 神戸大学医学部附属病院の大路剛准教授、ジャパンディスプレイ(JDI)との共同開発品。従来法では、固形培地で細菌の発育を確認していたが、判読までに長い時間や手間がかかり、判読の技師間差なども課題だった。 SOLTIMO-Mは、JDIが開発した薄膜トランジスタ(TFT)光センサーと、カーブジェンが開発した判定アルゴリズムを組み合わせ、固形培地上の透過光の強度から細菌の増殖判定、阻止円の判読を自動化した。細菌検査の迅速化と効率化、標準化に貢献できるとしている。 カーブジェンでは、導入を想定する施設として「300床以上の医療機関で、血液培養を実施しており、迅速な薬剤感受性検査を目指す微生物検査室が主なターゲット」としている。資料はこちらSOLTIMO-M