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【新発売】過去のPAF発症をAIで推定 フクダ電子 カーディマックス FCP-9900Ai システム

 フクダ電子はこのほど、AI解析機能が付いた12誘導心電計「カーディマックス FCP-9900Ai システム」を10月に発売すると発表した。患者(40歳以上)の洞調律心電図をAIで解析し、過去2年間に発作性心房細動(PAF)を発症していた可能性を推定する。

 心電計本体にAIモデルを搭載し、一般的な検査の手順を変えることなく、PAFリスクを推定する。従来の心電計では、心房細動(AF)発作時の心電図を記録する必要があるため見逃してしまい、「検出効率が非常に低いという課題」(同社)があった。

 申請に当たり行われた性能評価試験(後ろ向き試験)の結果では、過去2年以内にPAFが発生した群(220人)において、AIのリスク推定が陽性となった感度が72.3%、過去2年以内にPAFが発生していない群(220人)において、リスク推定が陰性となった特異度が77.7%を示した。

 循環器専門の医療機関などを中心に販売する計画。

カーディマックス FCP-9900Ai システム

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