イムノアッセイ市場は2872億円 富士経済が2024年推計 富士経済は11月7日、国内イムノアッセイ市場の調査結果をまとめた。2024年の国内市場規模は2872億円(前年比1.9%増)と推計。このうち感染症領域は1183億円(0.7%増)で、新型コロナウイルス検査の需要は低下したものの、インフルエンザウイルスやRSウイルスのコンボ検査キットの需要などが牽引し、今後も市場は堅調に拡大するとみている。 ホルモン領域は性腺刺激ホルモンや女性ホルモン関連の検査が伸長し、498億円(2.3%増)。がん領域は検診需要が堅調に推移し、403億円(1.8%増)。▽自己免疫領域=252億円(9.1%増)▽血漿蛋白領域=172億円(1.8%増)▽輸血領域=124億円(0.8%増)―などの需要は安定して推移しているとした。 調査は2024年7~9月に実施した。計321項目を対象に診断薬の売り上げ(メーカー出荷ベース)を分析した。資料はこちら
富士経済は11月7日、国内イムノアッセイ市場の調査結果をまとめた。2024年の国内市場規模は2872億円(前年比1.9%増)と推計。このうち感染症領域は1183億円(0.7%増)で、新型コロナウイルス検査の需要は低下したものの、インフルエンザウイルスやRSウイルスのコンボ検査キットの需要などが牽引し、今後も市場は堅調に拡大するとみている。 ホルモン領域は性腺刺激ホルモンや女性ホルモン関連の検査が伸長し、498億円(2.3%増)。がん領域は検診需要が堅調に推移し、403億円(1.8%増)。▽自己免疫領域=252億円(9.1%増)▽血漿蛋白領域=172億円(1.8%増)▽輸血領域=124億円(0.8%増)―などの需要は安定して推移しているとした。 調査は2024年7~9月に実施した。計321項目を対象に診断薬の売り上げ(メーカー出荷ベース)を分析した。資料はこちら