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インフルエンザ「やや多い」 感染症週報の第6・7週


 国立感染症研究所は3月1日までに、第6週(2月5~11日)、第7週(2月12~18日)の感染症週報を公表した。インフルエンザの定点当たり報告数は、第6週まで増加し、第7週に減少したが、過去5年間の同時期と比較してやや多い状況が続いている。第7週の報告数が多いのは福岡(37.07)、大分(30.47)、熊本(29.91)。


 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は前週との比較で第6週が横ばい、第7週が減少となった。第7週は、過去5年間の同時期と比較してやや多い状況で、鳥取(8.58)、山形(7.61)、北海道(7.54)が多い。


●ジアルジア症が報告


 全数報告の感染症の主な状況(第7週)は以下の通り。


▽結核(2類):187例(前週217例)

▽細菌性赤痢(3類):1例(前週1例)

▽腸管出血性大腸菌感染症(3類):26例(前週15例)

▽つつが虫病(4類):1例(前週2例)

▽デング熱(4類):2例(前週1例)

▽アメーバ赤痢(5類):9例(前週8例)

▽カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症(5類):27例(前週28例)

▽急性脳炎(5類):9例(前週9例)

▽劇症型溶血性レンサ球菌感染症(5類):33例(前週35例)

▽ジアルジア症(5類):1例(前週なし)

▽侵襲性肺炎球菌感染症(5類):44例(前週36例)

▽梅毒(5類):143例・累計1485例(前週140例)

▽バンコマイシン耐性腸球菌感染症(5類):3例(前週3例)




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