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エボラ迅速キットがコンゴで許可 デンカと北大が開発

 デンカと北海道大学は8月22日、共同開発したエボラウイルス抗原迅速診断キット「クイックナビ-Ebola」がコンゴ(旧ザイール)での使用許可を6月21日付で取得したと発表した。国際協力機構 (JICA)の協力を受け、コンゴ国立生物医学研究所が使用許可を申請していた。

 10分で診断結果を判定する。以前から試験用として供与してきたが、使用許可の取得により正式な供給が可能になる。エボラ出血熱患者の迅速診断が可能になり、感染拡大防止が期待されるとしている。

 日本では2021年3月に製造販売承認を取得している。

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