厚生労働省が29日に発表した2024年第12週(3月18~24日)の新型コロナウイルス感染症の発生状況によると、全国の定点当たり報告数は5.21で、7週連続で減少した。報告数(総数)は2万5727人となり、前週から4589人減った。
都道府県別の定点当たり報告数は、秋田(10.12)が最多。次いで宮城(9.63)、岩手(9.51)と続いた。能登半島地震で被害を受けた石川は5.19だった。
基幹定点医療機関(全国約500カ所)の届け出に基づく期間中の入院患者は1950人で、前週から202人減った。