厚生労働省は1日、2024年第8週(2月19~25日)の新型コロナウイルス感染症の発生状況を発表した。全国の定点当たり報告数は7.92で、3週連続で減少した。報告数(総数)は3万9124人で、前週よりも約1万人減少した。
都道府県別の定点当たり報告数は、宮城(12.03)、茨城(11.70)、岩手(11.57)の順に多かった。能登半島地震で大きな被害を受けた石川は11.08で、前週より減少した。
基幹定点医療機関(全国約500カ所)の届け出に基づく期間中の入院患者数は2770人で、前週より減った。ICU入室は141人、人工呼吸器の利用は60人だった。