厚生労働省は19日、第2週(1月8~14日)の新型コロナウイルス感染症の発生状況を発表した。全国の定点当たり報告数は8.96で、前週の6.96から増加した。増加は8週連続。報告数(総数)は4万4178人で、前週から1万人以上増えた。
都道府県別の定点当たり報告数を見ると、最も多い岐阜は14.29。茨城14.21、愛知14.17、長野14.05と続いた。
●被災地の石川でも増加
能登半島地震で被災した石川県は、震災前の昨年第52週(12月25~31日)は5.42だったが、今年の第1週(1~7日)は8.44、第2週は10.48に増えている。
定点医療機関(全国約500カ所)の届け出に基づく期間中の入院患者数は2846人だった。
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