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システムの検査受託率が68%に上昇  BML・近藤社長

 ビー・エム・エル(BML)は11月10日、2023年度の第2四半期決算説明会をオンラインで開いた。近藤健介社長は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みについて説明し、採血ラベルの自動印刷やインターネットによる検査依頼・結果報告などのシステム導入が進み、システムによる検査受託の割合が68%にまで高まったと明らかにした。


 説明によると2023年上期は、紙の依頼書が2019年同期から約100万枚減少。紙による受託割合は、2022年上期の37.5%が23年上期に31.7%に低下する一方、システム受託率は62.5%から68.3%に上昇した。


 同社は、採血ラベルの自動印刷、インターネットによる検査依頼・結果報告、インターネットによる検査結果照会の3つのシステム導入を進めており、近藤社長は「医療現場において診療と検査に関連する委託・報告の効率化を実現している」と説明。この効果により「紙依頼受託は効率性の高いシステム受託に置き換わっている」と述べた。




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