ポータブル・迅速の遺伝子検査装置を開発 理研などグループ 理化学研究所、京都大学、東京都健康長寿医療センターは9月11日、ウイルス遺伝子を1分子レベルで検出できるポータブル遺伝子検査装置「COWFISH2」を共同研究グループが開発したと発表した。新型コロナやインフルエンザなど最大4項目の同時検査が可能で、サンプル調製から結果判定まで約9分で検査できる。世界最速だという。今後市販する計画がある。 2022年に開発した「COWFISH」を改良し、設置面積を約5分の1以下、重量を約6分の1以下の4kgに小型化した。また、構成部品のコストを総額80万円程度と3分の2以下まで抑えた。 新型コロナやインフルエンザA型の臨床検体を用いて東京都健康長寿医療センターで検証したところ、感度94%、特異度98%を示した。 研究成果は科学雑誌「iScience」オンライン版に9月1日付で掲載された。資料はこちらポータブル遺伝子検査装置(COWFISH2)の外観
理化学研究所、京都大学、東京都健康長寿医療センターは9月11日、ウイルス遺伝子を1分子レベルで検出できるポータブル遺伝子検査装置「COWFISH2」を共同研究グループが開発したと発表した。新型コロナやインフルエンザなど最大4項目の同時検査が可能で、サンプル調製から結果判定まで約9分で検査できる。世界最速だという。今後市販する計画がある。 2022年に開発した「COWFISH」を改良し、設置面積を約5分の1以下、重量を約6分の1以下の4kgに小型化した。また、構成部品のコストを総額80万円程度と3分の2以下まで抑えた。 新型コロナやインフルエンザA型の臨床検体を用いて東京都健康長寿医療センターで検証したところ、感度94%、特異度98%を示した。 研究成果は科学雑誌「iScience」オンライン版に9月1日付で掲載された。資料はこちらポータブル遺伝子検査装置(COWFISH2)の外観
Comments