top of page

ロシュが質量分析の分野に参入へ 全自動モジュールを今夏発売

  • mitsui04
  • 5月1日
  • 読了時間: 1分

更新日:5月1日

 ロシュ・ダイアグノスティックスは、質量分析の分野に参入する。同社初となる質量分析用モジュール「コバスpro i 601」を今年夏に発売し、ステロイドやビタミンD、TDM(薬物血中濃度モニタリング)などの約40項目を2026年にかけて発売する。

 i 601は、検体前処理から分析、結果送信までの工程を自動化し、結果報告時間を約35分に大幅に短縮した。専用ラボや検査センターのほか、臨床検査室のルーチン検査での運用を提案し、早期の結果報告を求める検査ニーズに対応する。

 検体架設や前処理、液体クロマトグラフ、四重極型質量分析の各ユニットで構成され、全長は約4メートル。血清や血漿、全血の検体を投入すると自動で前処理をした上で対象物を精製、分析し、連携するLIS(臨床検査情報システム)に結果を送る。1時間当たりの処理能力は最大100検体。ランダムアクセスが可能で、検査時間は約35分。

コバスpro i 601
コバスpro i 601

2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

その他の最新記事

MTJメールニュース

​株式会社じほう

bottom of page