厚生労働省は12月5日までに、テレビ報道などで「プール熱」と通称されている咽頭結膜熱についてホームページの記載を改訂し、「プール利用における集団感染の報告は見られなくなっている」と追記した。日本水泳連盟などが先月末、誤解や偏見を招くとして「プール熱」の通称を使わないよう厚労省に要望していた。
ホームページでは、咽頭結膜熱について「飛沫感染あるいは接触感染が主な感染経路」と明記。その上で「プール熱と呼ばれることもありましたが、近年ではタオルの共用が減った等の理由からプール利用における集団感染の報告は見られなくなってきています」とした。