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咽頭結膜熱、かなり多い状況続く 感染症週報第51・52週



 国立感染症研究所は1月15日、感染症週報第51週、第52週(2023年12月18~24日、12月25~31日)の合併号を公表した。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期と比べてなおかなり多い状況となっている。都道府県別に見ると第52週の報告数が多いのは北海道(6.09)、福井(5.56)、鹿児島(5.45)の順。


 また、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎も2週連続で減少したが、過去5年間の同時期と比べて報告数はかなり多い。都道府県別の上位は鳥取(7.63)、山形(7.18)、福岡(6.27)。


●マラリアなど報告


全数報告の感染症の主な状況(第52週)は以下の通り。

▽結核(2類):225例(前週271例)

▽細菌性赤痢(3類):1例(前週1例)

▽腸管出血性大腸菌感染症(3類):23例(前週42例)

▽腸チフス(3類):1例(前週なし)

▽エムポックス(4類):1例(前週なし)

▽つつが虫病(4類):20例(前週20例)

▽デング熱(4類):3例(前週5例)

▽マラリア(4類):1例(前週なし)

▽カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症(5類):24例(前週29例)

▽梅毒(5類):138例・累計1万4906例(前週184例)

▽バンコマイシン耐性腸球菌感染症(5類):1例(前週3例)


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