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埼玉県技師会が創立70周年式典 神山会長「日々研鑽していく」

式典で挨拶する神山会長

 埼玉県臨床検査技師会は2月24日、創立70周年記念式典・祝賀会をさいたま市で開いた。神山清志会長は冒頭の挨拶で、人口減少やAIの進展など、臨床検査技師を取り巻く環境の変化を指摘した上で、「タスクシフト・シェアをはじめとした医療現場の多様化に適応するとともに、検査のスペシャリストとして日々研鑽していかなければならない」と述べた。その上で、災害対策の促進や関係省庁とのさらなる連携を今後の課題に挙げ、参列した行政や団体、企業関係者らの協力を得ながら技師会事業を進めていく考えを示した。


 記念式典には、埼玉県出身で神山会長と20年来の付き合いがあるという日本医師会の松本吉郎会長、同県の大野元裕知事、日本臨床衛生検査技師会の宮島喜文会長らが来賓として出席した。


●日医の松本会長が特別講演


 式典では、日医の松本会長が「日本医師会として臨床検査技師に望むこと」と題して特別講演を行った。松本氏は、「日常診療において、検査がなく成り立つ医療はあり得ない。(臨床検査の)重要性はますます増してくる」と述べ、知識や技術のさらなる研鑽に期待を示した。


 これからの医療提供体制にも触れ、2024年に続く次の節目は2040年ごろだと指摘。外来患者の減少に加え、入院患者のピークアウト、在宅医療患者の増加を見通し、「入院が減るので(病院の)統廃合の話は避けて通れない。今の、高度急性期、急性期、慢性期などの考え方も少しずつ訂正されていくのではないか」との認識を示した。


 埼臨技は、1953年に創立された埼玉県細菌病理試験技術員会が前身。1985年に法人化し、2006年に現在の県臨床検査技師会の名称になった。創設時55人だった会員数はその後増加し、昨年、3500人を超えた。

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