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富士レビオとの協業でHISCL試薬の開発加速 シスメックス・浅野社長

浅野社長

 シスメックスの浅野薫社長(写真)は5月10日、東京都内で開いた決算説明会で、2023年12月に富士レビオホールディングス(HD)と締結した業務提携基本契約について「アルツハイマー検査のパネル化を含む、HISCL向け試薬項目開発を加速させ、免疫分野のグローバル展開を推進していく」との考えを示した。

 富士レビオHDとは2023年11月に、神経変性疾患関連領域の試薬に関するCDMO契約を締結している。アルツハイマー病の検査では、自社独自で米国の大手検査センターであるLabcorpのLDT(自家調製検査)向けの血液中アミロイドβ検査試薬の供給なども展開している。欧州と日本ではアルツハイマー病検査試薬の薬事承認を取得。国内では保険適用を視野に入れている。富士レビオHDとの協業を含め、免疫検査分野を収益の柱に育てたい考えだ。

 シスメックスの2023年度連結業績は、売上高4615億1000万円(前期比12.4%増)、営業利益783億8200万円(6.4%増)の増収増益で、売上高や営業利益、最終利益は過去最高となった。中国やアジア・パシフィックでの売り上げが伸長。日本や米州などでも増収となったことが主要因。

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