感染症デジタル検査のベンチャーに出資 栄研化学 栄研化学は10月31日、感染症デジタル検査技術の開発を手がける「ナノティス」(東京都渋谷区)に出資したと発表した。ナノティスが10月29日に実行した第三者割当増資に応じた。出資額は公表していない。 ナノティスは2016年設立の東京大学発のベンチャー企業。核酸誘導光追跡免疫検出法(NANOTIS法)と名付けたウイルス検出法を開発し、原理特許を取得している。 NANOTIS法は、誘電泳動と呼ばれる現象を応用。ウイルスや細菌だけでなく、核酸など幅広い生体粒子検出が可能になるとみられている。同社では同技術をベースとして唾液検体からのインフルエンザウイルスの濃縮、可視化に成功している。 栄研化学では「POCT検査の常識を大きく覆すポテンシャルを秘めた技術になる」(納富継宣社長)とみている。研究開発、技術の実装を両社で進め「いつでもどこでも利用可能な次世代検査キットの製造販売を目指す」としている。資料はこちら
栄研化学は10月31日、感染症デジタル検査技術の開発を手がける「ナノティス」(東京都渋谷区)に出資したと発表した。ナノティスが10月29日に実行した第三者割当増資に応じた。出資額は公表していない。 ナノティスは2016年設立の東京大学発のベンチャー企業。核酸誘導光追跡免疫検出法(NANOTIS法)と名付けたウイルス検出法を開発し、原理特許を取得している。 NANOTIS法は、誘電泳動と呼ばれる現象を応用。ウイルスや細菌だけでなく、核酸など幅広い生体粒子検出が可能になるとみられている。同社では同技術をベースとして唾液検体からのインフルエンザウイルスの濃縮、可視化に成功している。 栄研化学では「POCT検査の常識を大きく覆すポテンシャルを秘めた技術になる」(納富継宣社長)とみている。研究開発、技術の実装を両社で進め「いつでもどこでも利用可能な次世代検査キットの製造販売を目指す」としている。資料はこちら