top of page

感染症週報第44週 咽頭結膜熱が「かなり多い」



 国立感染症研究所は11月17日、感染症週報第44週(10月30日~11月5日)を公表した。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2.45と3週連続で増加し、過去5年間の同時期と比べてかなり多い状況が続いている。都道府県別の上位は福岡の6.51、奈良の5.62、佐賀の4.74。


 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は3.04。前週から横ばいだが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い状況。


●クリプトスポリジウム症が報告


 全数報告の感染症の主な状況は以下のとおり。

▽結核(2類):206例(前週 234例)

▽腸管出血性大腸菌感染症(3類):112例(前週101例)

▽クリプトスポリジウム症(5類):1例・北海道(前週なし)

▽クロイツフェルト・ヤコブ病(5類):3例(前週なし)

▽侵襲性髄膜炎菌感染症(5類):1例(前週1例)

▽梅毒(5類):166例・累積1万2679例(前週188例)

▽バンコマイシン耐性腸球菌感染症(5類):4例・累計105例(前週1例)




Comments


記事下バナー_地域特性から考える「明日の検査室」_PC.jpg

その他の最新記事

bottom of page