慶應義塾が病理診断クリニック 10月に開設kona364月28日読了時間: 1分 学校法人の慶應義塾は、医療機関や検査センターと連携し、保険診療で病理診断を行う病理診断クリニック(東京都新宿区)を今年10月(予定)に開業する。医療機関で作製された標本による病理診断から始め、半年後の来年4月からは検査センターが作製した標本による病理診断を開始する計画。 クリニック所長の佐々木毅氏(慶應義塾大学医学部がんゲノム医療センター)が4月19日、仙台市で開かれた日本病理学会総会のシンポジウムで報告した。 クリニックの病理診断は、教育研究活動に付随する非営利事業として行う。臨床検体を用いたデジタル病理画像のデータベースを構築し、医師教育や研究などに利用する。医療機関や検査センターと連携し、クリニックの病理医が診断を行う。