日本臨床衛生検査技師会は、会員の所属施設の実態や会員の意識の調査を実施している。臨床検査技師を取り巻く社会情勢や現状を把握する目的で2年に1回実施している調査。回答期間は2024年1月17日までで、ウェブで回答する。日臨技は調査への協力を呼びかけている。
施設実態調査では、所属臨床検査技師の労働条件や、学会・研修会への参加費用の支援、検査部門の精度管理体制などを調査。タスクシフト・シェアへの取り組みや、採血・検体採取業務の実施状況、臨地実習の受け入れ体制なども聞き取る。
一方、会員意識調査では、所属施設での労働環境や関係団体・学会の参加、日臨技の生涯教育研修などを調査する。タスクシフト・シェアに関する厚生労働大臣指定講習会の受講希望や、日本臨床検査技師連盟の認知度なども把握する方針だ。