技師会人材の育成へ新たな研修会 日臨技WGが検討へ 日本臨床衛生検査技師会は11月16日の理事会で、将来の技師会活動をリードする人材育成のための新たな研修会を検討することを決めた。現在の地域ニューリーダー育成研修会をベースにしながら、全国7ブロックの支部単位での人材育成を後押しする枠組みを整える。近くワーキンググループ(WG)を立ち上げる。 12月にも初会合を開く「次世代人材育成プロジェクトWG」では、地域ニューリーダー育成研修会の参加経験者や、日臨技の女性理事らをメンバーに据え、研修会の運営方法や内容、開始時期などを検討する。技師会活動でリーダー的な役割を果たせる人材の育成を念頭に、各都道府県技師会からそれぞれ数人が参加し、全国7ブロックの支部単位で20~30人前後の研修会を組む方向となっている。現在進行している地域ニューリーダー育成研修会とのすみ分けも検討課題になる見込みだ。●「検査と健康展」見直しを検討 開始10年目を迎えた「検査と健康展」の現状や課題などについて、理事を対象にしたアンケートを行うことも決めた。臨床検査技師の認知度向上や検査の重要性を訴求する趣旨である一方、イベント会場が健康診断のようになりがち、開催に伴う技師会の負担が大きいなどの声も寄せられていた。
日本臨床衛生検査技師会は11月16日の理事会で、将来の技師会活動をリードする人材育成のための新たな研修会を検討することを決めた。現在の地域ニューリーダー育成研修会をベースにしながら、全国7ブロックの支部単位での人材育成を後押しする枠組みを整える。近くワーキンググループ(WG)を立ち上げる。 12月にも初会合を開く「次世代人材育成プロジェクトWG」では、地域ニューリーダー育成研修会の参加経験者や、日臨技の女性理事らをメンバーに据え、研修会の運営方法や内容、開始時期などを検討する。技師会活動でリーダー的な役割を果たせる人材の育成を念頭に、各都道府県技師会からそれぞれ数人が参加し、全国7ブロックの支部単位で20~30人前後の研修会を組む方向となっている。現在進行している地域ニューリーダー育成研修会とのすみ分けも検討課題になる見込みだ。●「検査と健康展」見直しを検討 開始10年目を迎えた「検査と健康展」の現状や課題などについて、理事を対象にしたアンケートを行うことも決めた。臨床検査技師の認知度向上や検査の重要性を訴求する趣旨である一方、イベント会場が健康診断のようになりがち、開催に伴う技師会の負担が大きいなどの声も寄せられていた。