新たな血小板製剤は7月30日から供給 日赤「輸血部門から院内周知を」kona366月23日読了時間: 1分新たな血小板製剤の供給について日赤が報告した 日本赤十字社血液事業本部の後藤直子技術部次長は6月17日、細菌スクリーニングを導入した血小板製剤について厚生労働省の委員会で報告し、新製剤を7月30日から供給すると明らかにした。 新製剤では、凝集物があっても軽度であれば安全性や品質に差がなく輸血に使用できるとして供給する。後藤氏は、MR(医薬情報担当者)を通じて新製剤について輸血部門への情報提供を始めていると説明。日赤が提供する情報提供の資材を活用し、輸血部門から各診療科や看護部門へ院内周知するよう協力を要請した。 後藤氏はまた、「スワリングや色調については今まで通り、確認していただきたい」と求めた。 運営委員会の委員から、凝集物があった製剤の返品について質問があり、後藤氏は「今まで通り、これは使えないと判断した場合は、血液センターに連絡をいただければ対応する」と答えた。資料はこちら