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検査室のセキュリティー対策、機器メーカーに確認を

約150人が参加した県医学検査学会

 第54回岡山県医学検査学会が3月3日開かれ、特別講演では検査室を含めた医療現場へのサイバー攻撃対策が取り上げられた。検査室内の機器や装置もセキュリティー対策が十分でないケースがあることが紹介された上で、稼働中の検査機器のセキュリティー状況を検査機器企業に確認することの重要性を共有した。


 特別講演では、検査機器等のセキュリティー対策を提供する、Musarubra Japanのソリューションズエンジニアリング本部の二宮秀一郎氏が「医療現場を狙うサイバー攻撃の事例とその対策」をテーマに検査室目線で注意すべきポイントなどを解説した。検査室にも多くの機器装置が導入されているものの、セキュリティー対策の重要性が十分に認識されていないことに言及。「利便性を優先するあまりセキュリティー対策の優先度は低いが、昨今の医療環境を考えればサイバーセキュリティー対策が不可欠」と述べた。実際に国内医療機関で発生したサイバー攻撃の具体例や問題点、対応策などを紹介したほか、現場のシステム特性や特徴に適応した対策や、進化するサイバー攻撃を踏まえた対策の重要性も訴えた。


 会場からは、稼働している検査機器のセキュリティー対策の確認方法などの質問があった。二宮氏は、「検査機器企業もセキュリティー対策をいろいろ検討しており、オプションも含めて実装されている。検査機器がセキュリティーをどのように考えているかについてはメーカーに問い合わせていただければと思う」と説明。導入機器のセキュリティー対策は企業に確認する必要があるとの考えを示した。


●来年度事業計画など確認


 同日の学会では、岡山県臨床検査技師会の2024年度の事業計画などの報告も行われた。リニューアルしたホームページや、会報廃刊に伴うメーリングリスト等を活用しながら情報発信を強化するほか、岡臨技としての災害対策マニュアルの作成を進める方針を確認した。


挨拶する藤岡会長

 来年度実施予定の講演会や研修会、技術講習会の内容やスケジュール案も報告された。同日の学会には若手検査技師を中心に約150人が参加し、一般演題10演題、企業による学術セミナー6演題が組まれた。



会場となった倉敷芸術科学大

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