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検査室のマネジメント人材が不足 済生会病院が調査

報告する関谷副会長
 済生会臨床検査研究会は5月10日、済生会病院検査室部門での臨床検査技師の育成実態に関する調査結果をまとめた。現場が人材不足と感じる分野を尋ねたところ、検査室戦略や企画、運営といったマネジメント分野を挙げる声が目立ったほか、自発的に学ぶ環境づくりを現場の課題に考えている意見が多い結果となった。

 調査結果は第73回日本医学検査学会開催中に開かれた同研究会全国総会で、関谷晃一副会長が報告した。回答があったのは58施設(回答率76%)で各施設の技師長らに人材育成の実態を尋ねた。

 現場で人材不足と感じている分野で最も多かったの検査室の「戦略(マーケティング」で約5割、「企画(プロジェクト)」と「運営(コンプライアンス)」もそれぞれ4割前後だった。

 関谷副会長は、「病院内で検査室の存在価値をいかに上げていくか、臨床にどのように貢献するかなど、検査室運営の戦略や企画などを担える人材が不足しているとの意見が多かった」と指摘。その上で、今後は「個人の知識や技術を客観的に評価するだけでなく、組織の中では主体性と協調性を軸にしたマネジメント能力が求められている」との認識を示した。

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