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検査試薬の売上高が大幅減少 コロナ「5類」が影響

 民間市場調査のIQVIAは2月26日、2023年第4四半期(10~12月)と2023年1~12月の医療用医薬品市場データを発表した。診断用検査試薬の2023年1年間の売上高(薬価ベース)は3601億8200万円で、薬効別の順位は6位だった。新型コロナウイルス感染症が2023年5月に5類感染症に移行したことにより、前年比では22.4%の大幅な減少となっている。


 プラス成長の製品は、「クイックナビ Flu+COVID19(大塚製薬)」(98.0%増)、「イムノエースSARS-CoV-2/Flu」(472.1%増)、「クイックナビ Flu+COVID19(デンカ)」(146.6%増)。


 マイナス成長の製品は、「ID NOW 新型コロナウイルス2019」(48.4%減)、「SARS-CoV-2 ラピッド抗原」(41.6%減)、「グルテストNEOセンサー」(7.0%減)。


 2023年第4四半期(10~12月)の診断用検査試薬の売上高は983億3900万円で、前年比24.9%の減少だった。


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