汎用装置向けPCT試薬を拡販 カイノス・長津社長 「売り上げ1億円を早期に達成」長津社長 カイノスの長津行宏社長は5月16日の決算報告会で、2024年1月に販売開始した汎用自動分析装置用プロカルシトニン(PCT)測定試薬「LATECLE PCT試薬」について、「採用100施設、年間売り上げ1億円の早期突破を目指す」との方針を明らかにした。 PCT試薬は、ラテックス凝集比濁法を測定原理とする汎用試薬。測定範囲が広く、細菌感染症が疑われる0.5ng/mLでの併行精度でCV5%以下を達成している。 長津社長は、「今年度の販売計画は順調に推移している。PCT試薬の市場規模は50億円とされる。3年後には、10億円のシェア獲得を目指して現在活動している」と述べた。学会などでのセミナー開催を含めた学術活動の強化を進め、専用機からの切り替えなどの垂直拡販を図り、将来的に2割の市場シェア獲得を目指すことを改めて強調した。 カイノスの2023年度業績は、売上高50億5600万円(前期比2.7%増)、営業利益8億6500万円(5.4%増)で増収増益を確保した。資料はこちら
長津社長 カイノスの長津行宏社長は5月16日の決算報告会で、2024年1月に販売開始した汎用自動分析装置用プロカルシトニン(PCT)測定試薬「LATECLE PCT試薬」について、「採用100施設、年間売り上げ1億円の早期突破を目指す」との方針を明らかにした。 PCT試薬は、ラテックス凝集比濁法を測定原理とする汎用試薬。測定範囲が広く、細菌感染症が疑われる0.5ng/mLでの併行精度でCV5%以下を達成している。 長津社長は、「今年度の販売計画は順調に推移している。PCT試薬の市場規模は50億円とされる。3年後には、10億円のシェア獲得を目指して現在活動している」と述べた。学会などでのセミナー開催を含めた学術活動の強化を進め、専用機からの切り替えなどの垂直拡販を図り、将来的に2割の市場シェア獲得を目指すことを改めて強調した。 カイノスの2023年度業績は、売上高50億5600万円(前期比2.7%増)、営業利益8億6500万円(5.4%増)で増収増益を確保した。資料はこちら