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溶連菌咽頭炎「かなり多い」 感染症週報・第3週


 国立感染症研究所は2月2日、2024年第3週(1月15~21日)の感染症週報を公表した。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たりの報告数は4.28となり2週連続の増加。過去5年間の同時期と比較して報告数がかなり多い状況にある。都道府県別の上位3位は富山(9.59)、鳥取(9.37)、山形(9.04)。


 また咽頭結膜熱の定点当たりの報告数は1.28。5週連続で減少したが、過去5年間の同時期と比べると、依然としてかなり多い。都道府県別では北海道(3.34)、鹿児島(3.25)、福井(2.84)が多い。


●急性脳炎が11例


 全数報告の感染症の主な状況は以下の通り。


▽結核(2類):230例(前週209例)

▽腸管出血性大腸菌感染症(3類):34例(前週16例)

▽つつが虫病(4類):14例(前週15例)

▽デング熱(4類):1例(前週4例)

▽マラリア(4類):1例(前週なし)

▽アメーバ赤痢(5類):5例(前週5例)

▽カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症(5類):21例(前週26例)

▽急性脳炎(5類):11例(前週6例)

▽劇症型溶血性レンサ球菌感染症(5類):43例(前週41例)

▽侵襲性肺炎球菌感染症(5類):50例(前週73例)

▽梅毒(5類):184例・累計499例(前週132例)

▽バンコマイシン耐性腸球菌感染症(5類):3例(前週1例)




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