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溶連菌感染症、引き続き「かなり多い」 感染症週報・第4週


 国立感染症研究所は2月9日、感染症週報の第4号(1月22~28日)を公表した。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たりの報告数は4.35で、3週連続の増加となった。過去5年間の同時期と比較して報告数がかなり多い状況。都道府県別では、鳥取(9.95)、山形(8.71)、富山(8.10)が多い。


 咽頭結膜熱は定点当たり報告数が6週連続で減少しているが、引き続き、過去5年間の同時期と比べかなり多い。都道府県別の上位は富山(3.69)、福井 (3.60)、鹿児島(3.41)。


●エムポックス3例が報告


 全数報告の感染症の主な状況は以下の通り。


▽結核(2類):212例(前週230例)

▽細菌性赤痢(3類):2例(前週なし)

▽腸管出血性大腸菌感染症(3類):36例(前週34例)

▽エムポックス(4類):3例(前週なし)

▽つつが虫病(4類):6例(前週14例)

▽デング熱(4類):3例(前週1例)

▽マラリア(4類):1例(前週1例)

▽アメーバ赤痢(5類):11例(前週5例)

▽カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症(5類):36例(前週21例)

▽急性脳炎(5類):10例(前週11例)

▽劇症型溶血性レンサ球菌感染症(5類):50例(前週43例)

▽侵襲性肺炎球菌感染症(5類):44例(前週50例)

▽梅毒(5類):146例・累計717例(前週184例)

▽バンコマイシン耐性腸球菌感染症(5類):1例(前週3例)


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