災害時の検査薬供給協定を締結 日臨技と臨薬卸連mitsui046月16日読了時間: 1分協定式に臨む日臨技の横地会長(左)と臨薬卸連の中村会長(右) 日本臨床衛生検査技師会と日本臨床検査薬卸連合会は6月5日付で、大規模災害時に備えた臨床検査薬等の供給に関する協定書を締結した。大規模地震や風水害などの発生時に、それぞれが被災地で果たす役割などを規定する内容。同日、日臨技の横地常広会長、臨薬卸連の中村和彦会長が締結式に臨んだ。 協定書では、大規模災害発生時に日臨技と臨薬卸連の「人的・物的資源を有効かつ積極的に活用し、被害を最小限に食い止め、災害時の医療に貢献する」と明記。医療機関の継続診療や医療救護活動に必要な検査薬などの保管、配送などで連携協力する方針を定めた。 協定が対象とするのは、▽臨床検査薬▽臨床検査機器▽臨床検査に必要とされる器材および衛生材料▽高純度精製水等―で、具体的な品目や数量は両団体で協議する。