ロシュ・ダイアグノスティックスは1月25日、病理ホールスライド画像診断補助装置(医療機器クラスⅡ、海外製品名「Roche Digital Pathology Dx」)の製造販売承認を申請したと発表した。
デジタルスライドスキャナーと画像管理ソフトウエアがセットになった装置で、染色した病理標本をデジタルスライドスキャナーで取り込み、デジタル画像を生成する。その画像を画像管理ソフトウエアを用いてビューアー用モニターに表示し、病理医の診断補助に活用する。
同社によると、同装置は光学顕微鏡と同等の操作性がある。承認取得後は、病理診断の時間短縮や遠隔地からの迅速な診断、モニターでの病理診断などにつながる可能性があるとしている。
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