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睡眠不良を判定する代謝物を同定 産総研と茨城大

  • kona36
  • 5月12日
  • 読了時間: 1分

 産業技術総合研究所と茨城大学は4月21日、慢性的な睡眠不良を判定する6つの代謝物を同定したと発表した。これらの代謝物を用いた判別モデルは、被検者の主観で睡眠を評価するピッツバーグ睡眠質問票(PSQI)の判定と86.6%合致したとしている。今後、代謝物を簡便に計測できる試薬キットや簡易デバイスの開発などを進める予定。

 研究は、産総研の細胞分子工学研究部門の大石勝隆上級主任研究員、人間情報インタラクション研究部門の甲斐田幸佐主任研究員と、茨城大学学術研究院応用生物学野の豊田淳教授、吉田悠太講師が手がけ、非侵襲で客観的に睡眠を評価するバイオマーカーの開発を目指した。

 研究成果は同日、英国のネイチャー・パブリッシング・グループ「Scientific Reports」オンライン版に掲載された。

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