神奈川県技師会がHPリニューアルへ 災害対策モードを搭載

　神奈川県臨床検査技師会は10月1日付でホームページをリニューアルする。ウェブデザインを刷新し、最新トピックスや閲覧頻度の高い情報をトップ画面に見やすく配置し直したほか、現HPで課題となっていたセキュリティー対策を強化する。大規模災害発生時にはHPが災害対策モードに切り替わる機能を備えたのも大きな特徴だ。

　現行HPはテキスト情報が多く見にくい課題もあったが、新たなHPでは発信したい情報をトップ画面に見やすく配置。研修会や精度管理、タスクシフト、会報誌などの情報別にロゴを用意し、空白スペースを活用しながらすっきりさせて視認性を高めた。スマホでも見やすいデザインにしたほか、HP内の関連情報が相互につながるようにするなど使い勝手の良さを意識したのもポイントだ。現HPで懸念されていたセキュリティー面の課題を解消したほか、HP情報更新に伴う作業もシンプルにして管理運営側の負担も軽減する。

　大規模災害発生時には、会員の安否確認や支援要請、神臨技からの情報発信などをウェブ上で行える「災害対策モード」に切り替わる機能も取り入れた。共有する情報は、会員所属施設の検査室の被災状況、電気や水の供給状況などで、寄せられた情報を基に神臨技として必要な支援活動につなげていく構想だ。