アボットジャパンと量子科学技術研究開発機構(QST)は2月21日、認知症をはじめとする神経変性疾患の測定が可能な血液診断バイオマーカー開発で、共同研究活動を加速させることに合意したと発表した。
両者は3年前から神経変性疾患の診断マーカーの共同研究開発に取り組んできたが、アボットが総合研究所(千葉県松戸市)に新設した「Neurology Hub」が稼働したことを受け、活動を強化する。
アボットのNeurology Hubは、世界各地のアボット検査室をつなぐ「神経疾患バイオマーカー開発拠点」となる。アボットとして、神経疾患バイオマーカー開発のために米国外およびアジア太平洋地域に開設した初めての研究ハブ。
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