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精度管理等事業担う第三者組織など提言

全国臨床(衛生)検査技師会会長会議

 日本臨床衛生検査技師会の機能強化検討ワーキンググループ(委員長:丸田秀夫副会長)は中間報告をまとめ、1月27日の全国臨床(衛生)検査技師会会長会議に示した。将来的な課題として精度管理・精度保証等事業を担う第三者組織の設立や、賠償責任保険等の在り方の検討などを提言。常勤理事の増員や事務局機能の強化、学生会員やシニア会員制度の創設も提案した。


 中間報告は、日臨技の組織改革のための対応策として10項目を取り上げた。今後も継続的に議論を重ね、今年度中に最終的な報告書をまとめる。日臨技では、来年度以降、対応できるテーマから順次取り組みを進める計画だ。


 将来の課題では、精度管理・精度保証など収益が見込める事業について、第三者組織を設立することを検討課題に挙げた。会費収入の1/4を拠出している賠償責任保険では、実際に支払われている保険金が掛け金よりもかなり少額である現状を指摘。その上で、継続可否の検討や、継続しないのであれば代替策の検討を課題に挙げている。東京都大田区大森に構える会館についても建設後20年以上が経過していることから、山手線内に移転した場合や、会館建て替えなどの検証を書き込んだ。

2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

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