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脳内アミロイドβ蓄積のリスクを予測 慶應大学とエーザイがモデル開発

  • kona36
  • 6月23日
  • 読了時間: 1分

 慶應義塾大学とエーザイの研究チームは、将来の脳内アミロイドβ蓄積のリスクを高精度に予測する多遺伝子リスクスコア(PRS)モデルを開発した。近年、アルツハイマー病(AD)に対するPRSの有用性が注目されているが、日本人への応用はこれまで十分検証されていなかった。同モデルを活用することで、日本人での脳内アミロイドβ蓄積のリスクが予測可能になるという。同大学が5月27日に発表した。

 PRSは、個人が生まれつき持っている複数の遺伝子変異の影響を統合的に評価し、病気のかかりやすさを数値化する指標。

 同大学医学部内科学(神経)などとエーザイの研究チームは、同大学病院の日本人認知症コホートデータと日本人のADゲノムワイド関連解析結果を用いて、日本人の脳内アミロイドβ蓄積リスクの有無を予測できるPRSモデルを構築した。

AUC0.759などの高い予測精度を達成。同コホート内の新規取得データを外部データとして用いた検証で、再現性も確認したという。
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