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臨地実習の課題改善目指す 日臨教の坂本理事長

  • mitsui04
  • 6月16日
  • 読了時間: 1分
 日本臨床検査学教育協議会(日臨教)の坂本秀生理事長(神戸常盤大学)は5月26日開催の定時総会で、臨地実習の課題について、日本臨床衛生検査技師会(日臨技)と改善に向けた協議を続けていると報告した。臨地実習で学生に「必ず実施させるべき行為」の一つに位置付けられている肺機能検査(スパイロメトリー)については、患者負担が大きいことなどを踏まえ、柔軟な対応が可能になるよう要望をまとめる考え。また、学生と臨地実習施設のマッチングシステムの整備を検討していると説明した。

 スパイロメトリーは、患者の負担が大きいことや施設によっては実施件数が少ないことなどから、臨地実習の「必ず実施させるべき行為」として取り組むことが難しく、見直しを求める声が上がっている。坂本理事長は、会員の意見を踏まえ、「日臨技と共に改善を要望する予定で準備を進めている」と話した。
 
 学生と実習施設のマッチングシステムについては、日臨技のシステムへ「必ず実施させるべき行為」「必ず見学させるべき行為」「実施/見学が望ましい行為」について、日臨教の各校が依頼している実習施設の情報を入力し、実習施設で可能な行為を確認できる方向で検討していると説明した。
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