臨床検査科の医師、週平均労働時間50時間内が9割 82大学病院の調査、病理は7人に1人が長時間勤務【AJMC調査①】 全国82大学の医学部長らで組織する全国医学部長病院長会議(AJMC)は9月11日、大学病院の医師の働き方改革についてアンケート調査結果を発表した。医師の週平均総労働時間を11の診療科別に集計したところ、臨床検査科は、「週40時間未満」と「週40〜50時間未満」の合計が88.9%と9割近くを占めた。残業時間が年960時間を超える可能性が高い「週60〜70時間未満」の割合は11.1%だった。 病理部門に所属する医師は、「週40〜50時間未満」「週50〜60時間未満」がいずれも42.9%でほぼ二分。「週80〜90時間未満」が14.3%で、7人に1人は残業時間の削減が求められる状況だった。 全診療科で見ると、「週40〜50時間未満」が37.9%と最多で、次いで「週50〜60時間未満」が28.0%、「週60〜70時間未満」が13.0%などの順。資料はこちら2024年4月の週平均総労働時間(診療科別)
全国82大学の医学部長らで組織する全国医学部長病院長会議(AJMC)は9月11日、大学病院の医師の働き方改革についてアンケート調査結果を発表した。医師の週平均総労働時間を11の診療科別に集計したところ、臨床検査科は、「週40時間未満」と「週40〜50時間未満」の合計が88.9%と9割近くを占めた。残業時間が年960時間を超える可能性が高い「週60〜70時間未満」の割合は11.1%だった。 病理部門に所属する医師は、「週40〜50時間未満」「週50〜60時間未満」がいずれも42.9%でほぼ二分。「週80〜90時間未満」が14.3%で、7人に1人は残業時間の削減が求められる状況だった。 全診療科で見ると、「週40〜50時間未満」が37.9%と最多で、次いで「週50〜60時間未満」が28.0%、「週60〜70時間未満」が13.0%などの順。資料はこちら2024年4月の週平均総労働時間(診療科別)
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