厚生労働省は3月19日、2022年の医師・歯科医師・薬剤師統計を発表した。主に臨床検査科に従事している医師数(22年12月末時点)は全国652人で、2年前の前回調査から21人の増加だった。また、主に病理診断科に従事している医師数は2243人で、2年前から123人増加した。
2年ごとに厚労省が発表している統計で、医師、歯科医師、薬剤師が22年12月末時点で届け出た内容を集計している。今回からオンラインでも届け出が可能になり、医師の41%、歯科医師の21%、薬剤師の32%が利用した。
主として従事している診療科の医師数(臨床研修医を除く)を見ると、内科が6万1149人と最も多く、医療施設に従事する医師(32万7444人)の18.7%を占めた。次に多いのは整形外科の2万2506人。ほかに血液内科は2987人、感染症内科は615人。
専門医数については、▽臨床検査専門医が521人▽病理専門医が1944人▽感染症専門医が1358人▽超音波専門医が1908人▽細胞診専門医が2219人―などとなった。