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虫垂炎への病理標本作製、小児も算定可 支払基金


 社会保険診療報酬支払基金は5月31日、レセプト審査の一般的な取り扱い(第12回)をホームページで公開した。検査関係7件、病理診断1件が掲載されている。主な内容は次の通り。

・初回受診時の基礎疾患のない心不全に対する「D008 『20』BNP」の算定は原則として認められる。

・クラミジア感染症の記載がない次の傷病名(肺炎、肺結核、慢性閉塞性肺疾患等の7疾患)に対する「D012 『9』クラミドフィラ・ニューモニエIgG抗体」「D012 『10』クラミドフィラ・ニューモニエIgA抗体」または「D012 『27』クラミドフィラ・ニューモニエIgM抗体」の算定は、原則として認められない。

・インフルエンザの診断確定後に対する「D012 『22』インフルエンザウイルス抗原定性」の算定は原則として認められない。

・虫垂炎に対する「N000 病理組織標本作製」の算定は原則として年齢にかかわらず認められる。

2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

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