血培ボトル供給不安の対応策でウェビナー開催 微生物学会、28日に

　日本臨床微生物学会は8月28日、「適切な血液培養のあり方を考える～血液培養ボトルの供給不足への対応を含めて～」をテーマとするウェビナーを開催する。微生物検査における血液培養の位置付けを改めて考えるほか、日本ベクトン・ディッキンソン（BD）の「BDバクテック血液培養ボトル」の供給不足の対応なども議論する。参加は21日に締め切っているが、後日、オンデマンドで配信する予定となっている。

　ウェビナーでは血液培養の基本と実践を学んだ上で、血液培養ボトルの供給不足への対応策を共有する。演者とテーマは、広島大学病院感染症科の大毛宏喜氏が「使用本数抑制のための試算」、京都大学大学院医学研究科臨床病態検査学の山本正樹氏が「1セット採取でも検出率を高める方法」、長崎大学病院検査部の柳原克紀氏が「他の検査を工夫して血液培養は減らせるか」、九州大学病院検査部の清祐麻紀子氏が「検査部はどのように対応すべきか」など。