塩野義製薬とFRONTEO(東京都港区)は2月14日、認知症とうつ病関連のAIプログラム事業について戦略的業務提携契約を締結したと発表した。FRONTEOの自然言語処理AI技術を活用し、両社で高性能な診断支援AIモデルや医療機器・非医療機器の開発などを目指す。
診断支援AIプログラムは、患者と医療従事者の5~10分の自然な会話の音声データを読み込み、疾患や機能低下の可能性の有無を判定するものを想定している。
今回の契約締結により、塩野義は開発した製品の日本での独占的販売権を獲得し、契約一時金やその後の開発の進展などに応じたマイルストーンフィー、製品上市後の販売額に応じたロイヤルティーなどをFRONTEOに支払う。
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