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輸血療法・血液製剤の両指針を統合へ 厚労省が方針


 厚生労働省は、輸血療法と血液製剤使用の2つの指針を統合した新たなガイドライン(GL)の作成を進めている。奈良県立医科大学の松本雅則教授を代表とする厚生労働科学研究班が2023~2025年度の3カ年の予定で作成しており、「輸血療法実践ガイド」(仮称)として統一する計画。


 1月29日に開かれた血液事業部会の調査会で厚労省が報告した。


 厚労省は現在、局長通知により「輸血療法の実施に関する指針」(実施指針)と「血液製剤の使用指針」(使用指針)をそれぞれ示している。2つの指針はこれまで別々に改訂されてきており、「急速に進歩している科学的知見と指針の内容が乖離している」との指摘があった。


2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

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