部門別交流会の新設を検討 労臨技が24年度計画事業計画等を承認した総会 全国の労災病院所属の臨床検査技師で組織する全国労災病院臨床検査技師会(労臨技)は6月1日の総会で、2024年度事業計画を承認した。 学術部門では生化学、血算、輸血各分野での外部精度評価(労臨技EQAサーベイ)の運用改善も含めて継続的に取り組むほか、施設間で日常検査業務上の課題などを意見交換できる「部門別交流会」の新設を検討する。組織強化の試みの一つで、次世代リーダー育成のための環境づくりを進める。挨拶する労臨技・髙水会長 労臨技の髙水竜一会長(関西労災病院)は総会の挨拶で、医療機関経営を取り巻く環境が厳しさを増しているとした上で、「検査部門にはどのように病院経営に貢献していけるのか、臨床検査技師にはこれからも評価される職種であり続けるかが問われている」と指摘。検査機器や人工知能の技術革新にも触れた上で、「世の中がものすごいスピードで変化し続ける中で、その変化に対して検査の専門職としてどうあるべきか。受け身ではなく主体的に考えていく必要がある」と強調した。
事業計画等を承認した総会 全国の労災病院所属の臨床検査技師で組織する全国労災病院臨床検査技師会(労臨技)は6月1日の総会で、2024年度事業計画を承認した。 学術部門では生化学、血算、輸血各分野での外部精度評価(労臨技EQAサーベイ)の運用改善も含めて継続的に取り組むほか、施設間で日常検査業務上の課題などを意見交換できる「部門別交流会」の新設を検討する。組織強化の試みの一つで、次世代リーダー育成のための環境づくりを進める。挨拶する労臨技・髙水会長 労臨技の髙水竜一会長(関西労災病院)は総会の挨拶で、医療機関経営を取り巻く環境が厳しさを増しているとした上で、「検査部門にはどのように病院経営に貢献していけるのか、臨床検査技師にはこれからも評価される職種であり続けるかが問われている」と指摘。検査機器や人工知能の技術革新にも触れた上で、「世の中がものすごいスピードで変化し続ける中で、その変化に対して検査の専門職としてどうあるべきか。受け身ではなく主体的に考えていく必要がある」と強調した。
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