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非小細胞肺がんのCDxプログラムが承認 栄研化学

 栄研化学は11月5日、非小細胞肺がん(NSCLC)のEGFR遺伝子変異などの検出と抗悪性腫瘍薬の適応判定補助を可能にする遺伝子解析プログラム「MINtS Analyzer」と調製試薬キット「MINtS 肺癌マルチ CDxライブラリー」が、それぞれ薬事承認を取得したと発表した。

 イルミナの次世代シーケンサー「 MiSeqTMDx システム」用の製品で、2つの製品を組み合わせて使用することで、NSCLCのコンパニオン診断が可能になる。

 EGFR遺伝子変異とBRAF遺伝子(V600E)変異のほか、ALK融合遺伝子の検出ができる。ゲフィチニブやエルロチニブ、ダブラフェニブ、アレクチニブなど、それぞれの遺伝子に関連する医薬品の適応判定補助が可能。2019年から自治医科大学などで先進医療技術(細胞検体を用いた遺伝子検査)として評価が実施されており、同社が製品化を進めていた。

 今後、保険適用手続きと併せて、栄研化学クリニカルラボラトリーでの受託検査実施に向けて準備を進めるとしている。

2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

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