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韓国の企業と協業を開始 日立ハイテク


 日立ハイテクは8月28日、韓国のライフサイエンス企業Gencurix社と、がん分子診断事業に関する協業を開始すると発表した。両社の技術を組み合わせ、がん分子診断の検査サービスを開発する。まず、日本で検査サービス事業を共同で立ち上げ、グローバルでの協業へ進める考え。

 日立ハイテクのヘルスケア事業統括本部は、2024年4月に日立製作所のヘルスケア事業(放射線治療やデジタルヘルスケアなど)を承継。体外診断領域では生化学・免疫分析装置、DNAシーケンサーなどの製品ラインアップをそろえている。分子診断事業を成長戦略と位置付け、強化している。

 一方、Gencurix社は、がんの診断のためのバイオマーカー探索、バイオマーカーを用いた検査サービスの提供、検査関連製品の販売などを手掛けている。韓国のほか、欧州をはじめとする世界各国で事業を展開し、製薬企業との共同開発も推進している。

 両社は、がんの個別化医療推進に向け、がん診断向けの検査を共同開発する。また、デジタル技術を活用した信頼性の高い検査サービスソリューションの提供を目指す。

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